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これが原種の藤袴(ふじばかま)です

京福電鉄 御室仁和寺駅に展示されてあった藤袴の鉢植え。
素朴な京都のおもてなしのこころが伝わってきました。
以下、案内板より引用。 (撮影:2008年10月7日)

藤袴はキク科の多年草で、秋の七草のひとつです。
野辺に咲く淡い藤色の可憐な花は、万葉集や源氏物語にも登場します。
しかし、近年の環境の変化で、原種の藤袴は絶滅の危機に瀕しています。
2008年、源氏物語千年紀の事業として、「守ろう!藤袴」キャンペーンを進めています。
ことしも、原種からさし芽をとり育ててきました。

提唱:KBS京都
後援:源氏物語千年紀委員会

 

山上憶良が万葉集で秋の七草を詠んだ短歌がありますが、花名を覚えるのに重宝します。

「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花(今の桔梗)」
ここで詠われている秋の七草とは、 ハギ(萩)、オバナ(尾花=ススキの花穂)、クズ(葛)、ナデシコ(カワラナデシコ、河原撫子)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴)、アサガオ(今のキキョウ、桔梗)のことです。

一般名:フジバカマ(藤袴)
学名:Eupatorium japonicum
別名:蘭草(ランソウ)
科属名:キク科ヒヨドリバナ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国、北アメリカ
草丈:100~150cm 開花期:8~9月 花色:桃

Post on Sunday 12 October 2008
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